床屋ギャラリー

床屋ギャラリー
ギャラリー前景

第26回 グループ展

2017年4月7日(金)~ 4月16日(日)
金・土・日曜日のみ開廊 13:00-19:00

阿部昭子  荒木照夫  太田全治  岡本哲三  岡部 勉
小倉隆人  貝和康弘  上村國夫  君島政好  栗原恭子
鈴木伸一郎 高橋定昭  竹内敏恭  武田貞子  野津 彩
水野輝昭  森  章  山村貞一  横野 健  のつひろし

                    阿部昭子

                    岡本哲三

桑原史成・橋本紘二写真報告
熊本地震

2017年3月17日(金)~4月2日(日)
金・土・日曜日のみ開廊 13:00-19:00

                     桑原史成





                    橋本紘二

菊池和子写真展 
あの日から -フクシマ漂流は続く-

2017年3月3日(金)~5日(日)
13:00-19:00

スライドトーク 5日(日)14:00-16:00



あの日から―2011.3.11 東電福島第1原発爆発事故から

あの日から、フクシマは日本と世界の道しるべとなった
ヒロシマに降った死の灰の168倍もの放射能が降り注いだのは
フクシマだけではない
栃木・群馬・茨城・埼玉・千葉・東京から静岡辺りまで
そして、莫大な量が太平洋に落ちた

この6年間で空間線量は下がってきたが
土に付着して雨や風に流され
今後何十年も、あるものは気の遠くなるような未来まで
汚染された大地の表皮は黒いフレコンバックに詰められ
ゾンビのように増殖し続ける

人々は土地も家も家族も仕事も学校も何もかも奪われた
中には命さえも
家畜もペットも森や林の生き物たちにも過酷な運命をもたらした

フクシマとフクシマの人々の声を
私は聞かなければならない
写真に閉じ込められた「無念」の叫び声を
穏やかな目の奥の悲しみを
被害者の道しるべの言の葉を (菊池和子)